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【移動採血車の整備】日本赤十字社
日本赤十字社では、昭和42年より宝くじ協会から宝くじ号の助成をいただいており、現在全国で120台以上の宝くじ号が活躍しています。この移動採血車は、1か月に20日ほど県内を走り、各種イベント会場や事業所を回り、きめ細かく、そして多くの方に献血の呼びかけを行っています。
平成23年度に宮城県赤十字血液センターに移動採血車「宝くじ号」が配備されました。写真は、仙台駅近くのイベント会場で献血の呼びかけをしているところです。
【視覚障害者用季節のレシピ集】公益財団法人 すこやか食生活協会
視覚障害者の方々が自立して食生活を楽しむことができるよう、大活字・点字・音声コード一体型のレシピ集「季節の料理レシピ集」を作成しました。このレシピ集は、12か月各月の年中行事等とも関連させながら、旬の食材を用いた料理60品の作り方を解説しています。カード一枚ごとに料理一品の材料、作り方、料理の写真を掲載しています。カードはバインダーから取り外して使用することができます。
全国の点字図書館、盲学校、盲人援護施設、社会福祉協議会、希望する視覚障害者などに配付しました。
【健康・体力づくり普及・啓発教材配備事業】公益財団法人健康・体力づくり事業財団
「成人手帳」及び「おとなだけじゃない!」の作成・配布事業の実施。
「成人手帳」は、新成人に対し配布することにより、「運動」「食事バランスガイド」「メタボリックシンドローム」等に関して、周知・理解することに加え、「身長」「体重」「血圧」等の個人データを記録することにより、「健康」を強く意識・実践する機会の動機付けとなり、個々人の「健康」に対する意識の高揚を図る一助となっている。
「おとなだけじゃない!」は、「生活習慣病の予防はこどものときから」のスローガンの下、生活習慣病を寄せ付けない毎日を送ることによって幼少期からの正しい生活習慣の知識の習得を親子で考える機会となるべく、全国の自治会・保健所等に対し、450千部を配布した。
【健康増進車(メディカルチェック車)】一般社団法人日本健康倶楽部
宝くじ号は、胃部・胸部X線撮影車として、また、当法人においては、巡回用健康増進車(メデカルチェック車)として活用されています。この健康増進車は、デジタル方式によるもので、フイルム方式に比べて、より精度の高い撮影ができるものです。また、従来のレントゲン車は撮影室が1室でしたが、今回は2室で受診者の利便を備えたものとなっています。さらに、胸部X線の影像パネルを大きくし、体格が大きい受診者にも利用しやすくなりました。
宝くじ号による地域を巡回して実施する健康診断は、胃部と胸部の二つの機能を合わせ持つ検診車として広く国民の社会貢献事業に役立っています。
【消費者トラブル解決のためのハンドブック冊子作成】公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会
消費者被害の適切かつ迅速な救済のために必要な情報や実際の相談事例に基づいた解決方法をまとめたハンドブックを作成しました。裁判によらず専門家を交えた当事者間での話し合い(ADR)で、迅速・廉価に消費者トラブルを解決する方法をわかりやすく説明しています。いざというとき役に立つ一冊です。
【週末電話相談事例集こんな相談ありました!!】公益社団法人 全国消費生活相談員協会
平成10年4月より「週末電話相談」を実施しています。相談は会員(消費生活専門相談員)が消費生活に関する相談を電話で受けています。現在は、東京は年末年始を除く毎週土・日曜日、大阪は毎週日曜日、札幌は毎週土曜日実施しており、平成22年度相談件数は2,607件ありました。その中の主要な相談事例(外国通貨、新聞への掲載、カタログギフト券、活水器、テレビショッピング、貴金属買取り、多重債務、製品の事故、海外宝くじ)を取り上げ、消費者被害の未然防止や解決のための参考となるよう分かりやすく解説した小冊子として発刊しています。
【薬物乱用防止に係わる保護者への啓発活動】一般社団法人 全国高等学校PTA連合会
大麻や覚せい剤などの薬物は、以前は子どもたちの日常生活から縁遠いものでした。最近では合法ドラッグや芳香剤の中に、心身に悪影響を及ぼすものが含まれており懸念されています。そのような薬物は、子どもたちのお小遣いでも買える価格で繁華街の路上やネットなどを媒介として流通しています。
そのため、高等学校に入学して間もない時期に、高校生の保護者に薬物乱用防止意識をもっていただきたいとの願いから、パンフレットを110万部発行し、学校の先生から直接渡していただいております。また、保護者のための研修テキストとして活用できるよう編集し、本連合会に所属する全国の高等学校に配布して啓発活動に努めているところです。<写真は青森県立田名部高等学校で行われた薬物乱用防止研修会の様子>
【子どものための人権冊子作成・配布事業】公益財団法人 人権擁護協力会
当協力会は全国人権擁護委員連合会とともに、全国各地の小学校児童等が本冊子を通じて、命を大切にする気持ちや他人への思いやりの心を育むための取り組みを行っています。児童の保護者などにも子どもたちを取り巻く状況を認識していただき、いじめ問題等を共有していただくことを目的としています。人権をテーマとした短編の物語(8話)からなる小学校低学年を対象とした人権冊子「種をまこう」(いっしょに読んで考えよう「じんけんってなあに」)を作成し、全国の小学校児童等に配布しました。配布方法は、各都道府県人権擁護委員連合会(全国50か所)の下部組織である人権擁護委員協議会(324か所)あてに管轄市区町村の学校数、児童数を基礎に計24万部を送付し、人権擁護委員の行う人権教室等の活動を通して児童等に手渡しました。
【防犯パトロール車整備事業】公益財団法人全国防犯協会連合会
犯罪の認知件数は減少傾向にあるものの、治安に対する国民の不安はいまだ解消されておらず、凶悪犯罪が後を絶たない状況です。その様な情勢に対し、犯罪の発生を抑止し、住民の不安を解消するために、各地域社会の住民による自主防犯パトロール活動が行われていますが、この事業は、そのような自主防犯パトロールがより一層効果的に実施されるよう全国の地区防犯協会に防犯パトロール車を整備し、その活動を支援するものです。防犯パトロール車を使用する事により、広域的かつ機動的な活動が行え、また青色回転灯及び拡声装置によって、より多くの地域住民の耳目に接して防犯を呼び掛けています。
この事業は、上記の様な活動を通じて、「安全で明るく住みよい社会」の実現に大きく寄与しています。
【交通安全教育用「こどもの交通教室車」整備事業】一般財団法人 全日本交通安全協会
交通教室用の交通信号機セット等を搭載した「こどもの交通教室車」(宝くじ号)は、全国都道府県内の津々浦々を巡回して、児童、生徒及びその父兄等に対して交通マナー、自転車の交通ルール等について実技指導を行い、基本的な事項を体得させて、交通安全の成果を上げています。
【消防団多機能型車両配備支援事業】財団法人日本消防協会
地域に密着した消防団が、災害発生時の初動対応において、被災住民等に対し迅速かつ円滑な救助救出活動や応急救護活動を行うことができるよう、日本消防協会では、消火に必要な資機材に加え、救助活動等に必要な資機材(手動式油圧カッター、エンジンカッター、チェーンソー、自動体外式除細動器(AED)等)も標準装備した「消防団多機能型車両」を開発し、全国の消防団に交付しています。
写真は、平成23年度事業として山口県岩国市消防団に配備した消防団多機能型車両とエンジンカッターを使用した切断訓練の模様です。
【救急普及啓発広報事業:資器材寄贈】一般財団法人 救急振興財団
救急振興財団では全国の消防本部に対し、心肺蘇生訓練用人形、AEDトレーナーなどの訓練用資器材の寄贈事業を行っています。写真は塩釜地区消防本部が住民に対して行っている応急手当講習会(普通救命講習会)の様子です。このように寄贈した資器材は各消防本部において応急手当講習会、イベント等で活用され、地域住民に対する救急普及啓発を推進し、より安全・安心な社会の確立に貢献しています。
【バリアフリー観光情報収集・提供事業】公益社団法人日本観光振興協会
全国の主な都市の観光スポット・宿泊施設等のバリアフリー対応情報を冊子にとりまとめ、高齢者・障害を抱える人々及びその同行者等が旅行をする際に、有益となる情報を提供することにより、高齢者・障害者等の旅行を支援し、相互交流による地域活性化に寄与した。配布先は、図書館・公共施設等へ送付、また、当協会が関連する観光展にて配布を行いました。
写真は、2012年3月5日~19日、大阪市、JR北新地駅で開催した「日本列島こころのふるさと展」において「バリアフリー TRAVEL DATABOOK-甲信越・北陸・東海編-」、「バリアフリー TRAVEL DATABOOK-関西編-」を配布した様子。(参考:JR北新地駅利用者数平均8万人)
【「宝くじ松」配布・植栽事業】一般財団法人 日本緑化センター
当センターでは、マツの保護育成技術の普及啓発を行うとともに、マツ枯れにより失われた松原の再生を図る活動を行なっています。本事業は「日本の松の緑を守る会」が昭和60年から開始したもので、平成16年からは当センターが事業を引き継ぎ、植栽しています。栃木県では「1000年の森を育む植樹体験」を実施し、1,000本のアカマツ苗を植栽しました(写真)。他の地域では、マツ枯れにより失われた松原の再生を図る目的でクロマツ苗を植栽しました。これらのマツ苗が地域の皆様に見守られながら成長し、未来の松原を形づくっていくことを願っています。